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桜の育て方
桜の特性
蒔く時期2月中旬〜 2月下旬までに蒔きます

日照を好みます

土壌の乾燥や過湿に弱い

浅根性です

強剪定を嫌います

大気汚染や潮害に弱い種類が多い

連作を嫌います

撒き床の準備
大量に蒔くとき

@花壇をよく耕し、川砂、園芸用の土を必要に応じて追加する。

A深さ15cmほどによく耕して平床を作る。

少量や個人で管理する場合

@深さ10〜20cmの鉢、プランター等を用意し荒目の川砂をひいた上に肥料分の少ない土を10cmほどかぶせる。

種の準備
(さくらんぼ拾い参照)
種を蒔く
2〜3cm間隔で、一粒ずつ蒔き、細かい土を1cmほどの厚さで覆土する
水やり
乾燥しない程度に水やりを行う
発芽
4月中旬頃から発芽する。
管理方法
苗木の植樹
晩秋葉が落ちてから翌春新芽が開き始める前までの間です。
植え付けの間隔
植え付けの間隔は狭すぎると隣の木と枝が交差したり、枝枯れの原因となります。
桜の美しい樹姿が保てるよう間隔を十分に取るようにします。
山桜は8〜10m以上、占有面積64平方m以上開けます。
植え付け穴
同じ場所に数十年も生きる桜にとって植栽は最も大事な作業です。
植えるまえに幅50〜60cmの穴を掘り、底に元肥を充分入れます。
元肥は完熟堆肥、完熟の乾燥牛鶏糞、油かす、バーク堆肥などを土と半々によく混ぜ合わせて作ります。
植え付けにあたっては根をよく広げ、8分目ほど土を埋めもどし、桜を軽く上下に動かす。
その後、穴に充分水を入れ、水が引いた後に残りの土を入れます。
また、植えた桜が風で倒れたり、揺れ動いて根が痛まないよう支柱を立て固定します。