2024/07/04
2024年6月1日桜保護育成事業を行いました。
毎年6月はサクランボ拾い事業を実施しておりましたが、
今年はサクランボが熟す前に落下してしまい、不作の年となりました。
その為、さくらんぼ拾いは中止し、内容を変更して保勝会管理地の桜山公園内を散策して歩いていただこうと、実施いたしました。
大和ハウスのボランティアの皆様も作業場所以外の場所へはなかなか行く機会がないと思います。
今回は春、桜が満開の時期にこられたら是非歩いてほしいおすすめルートをご案内させていただきました。
集合は喜蔵院駐車場(中千本入り口)
10時20分ごろスタートし、五郎平(母樹の桜にサクランボが付いていないことを確認)しながら温泉谷へ階段を下りていきます。このあたりは吉水神社からの一目千本からの眺めで真正面に見える場所です。
温泉谷は小川が流れていて6月の夜は蛍が飛んでいます。谷まで降りたのでつぎは階段を上ってから如意輪寺正門へ向かいます。
如意輪寺境内を散策した後、いつも作業をしている花山エリアへ。
如意輪寺前バス停から石畳をのぼる道の両側にミツバツツジが植樹してあります、見ごろは4月中旬ごろです。
花山エリアはみんなで作業している場所なので景色を見ながら登っていきます。桜が急斜面に植わっているもをみていただきました。作業するのも大変な場所です。
途中、シャクナゲを植樹したエリア(的場)に到着しました。シャクナゲの見ごろは5月頃です。今年も綺麗に咲いていました。鹿が食べない植物だということで、毎年何本かづつ増やしていっています。
ここを分岐点に上千本へ上ります。
階段が続いていますが、吉野町のセラピーロードに指定されている宮滝遺跡まで続く癒しの道です。
しばらく上るとなんと景色の良い花矢倉展望台にでてきました。
ここまで登ってくると吉野山全体が見下ろせる絶景スポットに到着です。
少し休憩しました。ここは広場になっていて春はお弁当を広げて食べている人もたくさんいます。
ここからは、下りです。
ゴール地点の老人憩いの広場まで30分ほどです。
全員まだまだ余裕で歩けます、と言う感じでゴールされました。
お疲れさまでした。
帰りは自由散策です。
今年1年、吉野山は世界遺産登録20周年記念事業をしておりますので、いろんな店をのぞきながらさらに駅まで下られました。
ありがとうございました。