2025/10/24
2025年10月24日
自然環境
吉野熊野国立公園・吉野山におけるクビアカツヤカミキリ被害木の確認について
<吉野町同時発表>
吉野熊野国立公園の吉野山上千本のヤマザクラにおいて、フラス(※)の発生が確認されました。専門家による同定の結果、特定外来生物クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)による被害であることが確認されましたので、お知らせします。
被害木には、幼虫の殺虫のための薬剤の樹幹注入を実施済みであり、現在、被害木周辺を含め、吉野山の被害状況の確認を進めています。
国立公園内におけるクビアカツヤカミキリ被害は、本件が全国初の確認事例です。
※ フラス:クビアカツヤカミキリの幼虫が入り込んだ樹木から4月末頃〜10月末頃にかけて排出される、幼虫のフンと木くずが混ざったもの。クビアカツヤカミキリ個体確認の目印となる。